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一生キレイな歯でいるために今だからこそできること‐お子様の矯正
一生キレイな歯でいるために今だからこそできること‐お子様の矯正

「もっと早くやっておけばよかった!そしたら、お金もうんと安くあがったのに!歯を抜かなくてもすんだのに!」
これは、中学生になってから矯正をスタートされたお子様タツヤ君のお母様の声です。

実際どんなことがあったかといいますと、タツヤ君は、小学校2年生の学校での歯科健診で、これから先、永久歯が生えるにつれて歯並びが悪くなる可能性がある、ということを指摘されたそうです。
スポーツ大好き、遊びたいさかりのタツヤ君とお母さんが、当院に最初に来院されたのは、小学校2年生の時でした。

お母さんにじゃれついたり、おもちゃで遊んだり、少しのあいだもじっとしてられないような元気なお子さんでした。
お口の中を拝見させていただいたところ、確かに、このまま永久歯が生えると、歯がひどく重なったり、場合によっては、横方向に生える歯が出てきたりして、相当歯並びが悪くなることが予想されました。
私は迷わず矯正治療を勧めました。

「お母さん、今ならまだ成長期ですので、矯正治療により後から生えてくる大人の歯の為に顎の骨を大きく成長させることが可能です。
矯正は保険がききませんが、永久歯が生えそろってからやるよりも金額が安くて済みますし、治療期間も長くありません。
そして、前歯の咬み合わせの問題(うけ口や反っ歯)も今のうちに早期に改善しておけば、顔の骨格の成長の為にも良い結果を生みます。最終的な永久歯の矯正が必要になった場合でも、より簡単な治療ですみます。
それに・・・
なにより歯を抜く可能性が減ります。」

顎が成長してしまってからの矯正になりますと、スペースは、歯の本数でコントロールするしかないんですね。
よって、健康な歯を抜いて、スペースを確保する、といった形が多くなってしまいます。

歯の矯正は大人になってからでもできますが、子供の時期から矯正を行うことによって、より理想的な治療を行うことができます。
よろしかったらぜひお考えになってみてください。

小児の矯正をするメリット
歯が
動きやすい
金額は
1/4 から
治療期間が
短い
痛みが
少ない
歯を抜く
可能性が減る

お母さんは
「やったほうがいいのはよくわかりました。主人に相談してみます。」といって、帰って行かれました。
そして、一週間後に来られたときには、残念ながら、お断りの返事をいただきました。

その理由は、このようなものでした。
「歯並びっていうのは、見かけ、外見を良くするためのものですよね。うちは男の子なので、見かけは関係ないと思います。」「今、地元の野球チームに入っていて、その練習が忙しくて、定期的に通えるかどうかが不安。」ともおっしゃってました。

また、「主人が本当に永久歯がそんなふうに歯並び悪く生えてくるのかどうかわからない。ひょっとしたら、意外とちゃんと生えてくるかもしれない。もう少し様子を見ようといっている。」
最終的には、
「塾や野球などにお金がかかるので、これ以上、子供にお金をかけることはできない。」
このようにおっしゃって、結局、小学2年生のときにタツヤ君は、矯正をされませんでした。

顎の骨が成長期であるこの時期に矯正をしておかなかったことを、後で悔やまれることになるのですが・・・

その後、来院されたのは、6年たってからでした。
ワンパクざかりだったタツヤ君も中学2年になり、ハツラツとしたお兄さんになっていました。
「どうですか?その後。お元気でしたか?」という私に対し、お母さんはうかない顔でおっしゃいました。
「せっかく続けてきた野球も塾通いも、最近では行けてないんです。というのも・・・」

お母さんの話によると、タツヤ君は、中学に入って間もなく、偏頭痛を訴えるようになったそうです。
学期末試験の直前や、野球の試合の大事なときに限って、吐き気をともなったひどい偏頭痛が起こる・・

「先生がおっしゃったとおり、歯はかなり重なって、歯並びが悪い状態になってしまいました。また、顎も少し曲がっているし、タツヤは始終、首を右にかしげているようにも見えます。それに、歯の重なっている部分に茶色く色がついて、むし歯もひどくなったみたいです。やっぱりこれって歯並びのせいなんでしょうか?」

拝見したところ、残念ながら、私の予想どおり、タツヤ君の歯は、永久歯が重なり、また、上顎にスペースがないため、左右とも八重歯がかなりしっかり目立ち、上唇をもちあげていました。

「なんとかなりませんか?」
というお母さんに対し、私はあらためて矯正をご提案いたしました。

顎が成長しきってしまい、永久歯が生えそろった後から始める場合には、歯を抜く必要があるかもしれません。でも、タツヤ君は、
「矯正すると運動神経がよくなる、って友達から聞いた!」といいますし、お母さんも
「矯正で歯並び・噛み合わせをきちんとしたお子さんは、そうでないお子さんより、平均して勉強の成績もいいんですってね!?」と。

私は歯周病との兼ね合いについてもお話しました。
「実は歯を失う原因の一番は歯周病なんですが、歯並びの悪さと歯周病は深い関係があるんです。歯が重なっている部分が多いと、どうしてもむし歯のばい菌や、歯周病のばい菌がたまりやすくなる。
よって、歯並びが悪いと歯周病になりやすいですね。
また、歯周病になると、土台がゆるむわけですから、その上の歯は歯並びが悪くなる、という悪循環になります。
歯並びをよくすることは見かけを良くするだけではなく、歯や噛み合わせを守ることでもあるんです。タツヤ君の大切な歯を守るためにも、また、全身の健康のためにもやはり矯正はされておかれるといいでしょうね。」

歯並び・噛み合わせが悪いときはこんな不調を感じていました

グラフ・歯を失う原因は?

このときは、タツヤ君もお母さんもかなりの乗り気でした。
「どうせいつかはやるんだったら、今します!」と6年たった中学2年生のときに、矯正を決意されました。矯正はいつやってもいいものなのですが、お子さんの成長の時期によって、できることが違ってきます。結局、中学2年でスタートされたタツヤ君は、
@ 全部の歯に矯正装置をつけ
A 歯の動き始めの痛みを我慢し
B 上下の歯を合計4本抜き
C 結果として約2年かかり
D 最終的に90万円近い金額をかけ
矯正を完了されました。

「これで見た目もキレイだし、顔つきもぐんとよくなった!むし歯にもなりにくいし、本当にやってよかった!もう治療がすすむにつれ、偏頭痛は改善し、今ではほとんどないんですよ!これからは野球にも勉強にも集中できます!」
と喜んでいたお顔が目にやきついています。
それでも、最後におっしゃった言葉がこれでした。
「もっと早くやっておけばよかった!そしたら、お金もうんと安くあがったのに!歯を抜かなくてもすんだのに!」

小児の矯正には、状態に応じて適切な時期があります。

第1期は、上顎前歯部の矯正で6歳〜8歳の間に行います。(写真@)
【写真@ 上顎前歯部の矯正(8歳 男)期間3ヶ月】
写真@

第2期は、上下顎前歯と顎の拡大を行う矯正で8歳〜10歳の間に行います。(写真A)
【写真A 上下顎前歯と顎の拡大(9歳 女)期間8ヶ月】
写真A

第3期は、乳歯交換完了期に行う矯正で10歳〜12歳の間に行います。この時期は最も良い時期で、永久歯を抜かずに矯正が可能になります。(写真B)
【写真B 乳歯交換完了期(11歳 女)期間10ヶ月】
写真B

永久歯列になっても原則矯正はいつでもできます。(写真C)
【写真C 永久歯列の矯正(15歳 男)期間18ヶ月】
写真C

しかし、成長期に合わせた適切な矯正を・・・。
これは、優先順位を考えて、ぜひ良い決断をしていただければと思います。

小児の矯正をする5大長所

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